2006年度冬学期「社会思想史特論」講義案内

講義の目的などについては、シラバスを見てください。

[1]教科書
馬場哲他『西洋経済史学』(東京大学出版会、2001)

[2]授業の進めかた
教科書の該当箇所(ほぼ1回につき1章)を読んできたことを前提に、講義と質疑応答をおこないます。

[3]成績評価
以下の要領で作成されたレポートを評価します。
(1)テーマの設定
・教科書のなかからどれかひとつの章のテーマ(例:産業革命)を選ぶ
・対象国(例:フランス)を選ぶ
・対象国の当該テーマについて、教科書刊行(2001)後の研究動向をリサーチする
(2)準備
・『史学雑誌・回顧と展望』(毎年5月号)を、2002年5月号(2001年の回顧と展望)から2006年5月号(2005年の回顧と展望)まで探す
・対象国の当該テーマに該当する項目を探す
・重要そうな論文を毎年1本ずつ(合計5本)選ぶ
・それらを図書館などで探し、コピーする(入手できなかったら別の論文に変更する)
・それらを読み、内容をまとめる
・「2001年以後の研究動向」という観点から、5本の論文の全体をまとめる
・教科書にある「2000年までの研究動向」と比較し、「2001年以後の研究動向」の新しい点を見出す
(3)執筆
・2000年までの研究動向(教科書のまとめ)、2001年以後の研究動向(自分のリサーチ)、両者の比較、自分の意見(感想)という順序で文章化する
・長さは8000字程度(シラバスは間違っていました)とし、ワープロで作成する
・締切は、未定(追って考えます)